会長挨拶
南北に長い日本列島のほぼ中央に位置する群馬県。県境をまたいで三つの国立公園(日光、上信越高原、尾瀬)と妙義、荒船、佐久高原国定公園の四つの自然公園を有し国内外から多くの登山者やスキーヤー、観光客を迎えております。 自然豊かなこの地を故郷に持ち、登山活動のフィールドにしているのが私たち群馬県山岳・スポーツクライミング連盟です。
とりわけ上信越高原国立公園に属する谷川岳は急峻な岩場と大量の積雪から、北アルプスの剣岳や穂高岳に匹敵する難度を誇りこの山に鍛えられたクライマーはアルプスへヒマラヤへとさらなる高みへと挑戦し続けています。当連盟も1980年~90年代、日本のヒマラヤ登山をリードしていました。これはホームグランド谷川岳の影響に他なりません。
近年、登山の多様化や嗜好の変化で山の楽しみ方も多様化しています。群馬県で整備した「ぐんま県境稜線トレイル」は谷川連峰の白毛門から嬬恋村と長野県上田市の県境にある鳥居峠まで100キロにも及ぶロングトレイルを楽しむことができます。何度も足を運んで頂き踏破してみてはいかがでしょうか、下山後の温泉や美味しい上州の地酒もまた格別です。また八ッ場ダム開業に伴い草津方面の道路整備も進みアクセスが良くなり入山しやすくなりました。
最新の山の情報や不明な点などは遠慮なく当連盟までお尋ねください。
このホームページをご覧になった人たちと群馬の山でお逢いできることを楽しみにしています。
※当連盟は群馬県山岳連盟として半世紀以上親しまれてきましたが、2023年4月1日をもちまして、一般社団法人群馬県山岳・スポーツクライミン連盟と名称を変更し、新たな気持ちで再出発いたしました。これまで通り安全登山や自然保護の推進、啓発に加えスポーツクライミング、山岳競技の更なる普及、発展に加盟団体とともに努めてまいります
一般社団法人 群馬県山岳・スポーツクライミング連盟 会長 吉田直人
一般社団法人 群馬県山岳・スポーツクライミング連盟の紹介
群馬県山岳・スポーツクライミング連盟は県内登山団体の連絡を密にして各団体会員の親睦を図り、正しい登山を普及指導して、その健全な発展を図り、併せて登山を通じて県民体位の向上を図ることを目的としております。
団体名 | 一般社団法人 群馬県山岳・スポーツクライミング連盟(英語表記 GUNMA Mountaineering and Sport Climbing Federation) |
設立 | 1941年8月30日 /一般社団法人化 2023年4月1日 |
事務局住所 | 〒371-0031 群馬県前橋市下小出町2-46-1 事務局:小池寛喜方(コイケ トモヨシ) |
電話番号/FAX | TEL:027-235-9247(携帯: 090-2762-9007) |
info@●unmaken-sangakurenmei.net ●は小文字のg | |
事業内容 | (1)登山技術の指導、研究 (2)登山道徳の啓蒙普及 (3)山岳遭難の予防と遭難対策に関する企画及び指導 (4)県民登山体育大会及び国民体育大会山岳競技群馬県予選会の運営 (5)海外、国内登山の計画の指導及び実施 (6)関係機関との連絡 (7)山岳自然保護運動の推進 (8)その他、目的達成のために必要な事業 |
URL | https://www.gunmaken-sangakurenmei.net |
加盟団体
団体名
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連 絡 先
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アイス・エクストリームクラブ | 〒378-0015 沼田市戸鹿野町600-3 林1号 山本泰司 方 /TEL:03-5991-4638 |
あずま体育推進協会山岳部 | 〒379-2235 伊勢崎市三室町4171-5 須藤芳行 方 /TEL:0270-62-1678 |
安中山の会 | --- |
伊勢崎山岳会 | 〒379-2232 伊勢崎市小泉町252 牛久保拓 方 /090-8726-9872 |
太田山岳会 | 〒373-0027 太田市尾島町481 阿久津幸弘 方 /TEL:0276-52-0065 |
大間々山岳会 | 〒376-0101 みどり市大間々町大間々650-5 藤沼隆男 方 /TEL:0277-73-0096 |
桐生山岳会 | 〒376-0004 桐生市天神町1-1-31 吉田秀樹 方 /TEL:0277-46-4827 |
クラブ・シグマ | 〒373-0042 太田市宝町714-2 町田幸男 方 /TEL:0276-56-9281 |
群馬県高体連登山専門部 | --- |
群馬登高会 | 〒375-0024 藤岡市藤岡1867-45 土屋邦夫 方 |
群馬独峰会 | 〒375-0015 藤岡市中栗須689-8 吉崎照二見 方 /TEL:0274-22-3198 |
群馬ミヤマ山岳会 | 〒371-0123 前橋市高花台1-6-5 佐藤光由 方 /TEL:027-269-1143 |
境町山の会 | 〒372-0034 伊勢崎市茂呂町2-777 大和亨 方 /TEL:0270-24-0764 |
渋川岳想会 | --- |
信越化学群馬事業所山岳部 | --- |
株)SUBARU体育文化会山岳部 | 〒373-0028 太田市スバル町1-1-1(株)SUBARU群馬製作所 開発試作部 車両開発調達課 渋澤裕之気付 /TEL:080-5430-5351 |
高崎経済大学山岳部&OB会 | 〒370-0801 高崎市上並榎町1300 高崎経済大学内 /TEL:027-343-5417 |
高崎山岳会 | 高崎市下小鳥町385-17 久保田政伸 方 |
日本山岳写真協会両毛支部 | --- |
日本山岳会群馬支部 | 〒371-0051 群馬県前橋市上細井1200-7 根井康雄方 /TEL:027-237-0026 |
沼田山岳会 | 〒378-0044 沼田市下之町871-2(株)ホタカ内 清野啓介 方 /TEL:0278-23-4408 |
前橋山岳会 | --- |
前橋スポーツクライミング協会 (休止中) | --- |
松井田山岳会 | 〒379-0214 安中市松井田町国衙106-3 松坂政敏 方 |
水上山岳会 | --- |
三大疾病登山クラブ | 371-0801 前橋市文京町三丁目35-8 瀬沼 聡 方/Mail:snm314@yahoo.co.jp |
山を楽しむ会 | 379-2113 前橋市下増田町560 細野義法 方/TEL:027-266-7704 070-8318-1427 |
群馬県山岳連盟事務局 | 〒371-0031 前橋市下小出町2-46-1 小池寛喜 方/TEL:027-235-9247 |
組織・委員会
現在、次の専門委員会が設置され、活動しています。
・総務委員会・広報委員会・遭難対策委員会
・登山指導委員会・海外登山委員会・競技委員会
・自然保護委員会・事業委員会・ジュニア委員会
- <遭難対策委員会>
- 遭難対策委員会は、講習会を通して、セルフレスキュー技術の普及や、要請に応じた指導にあたり、遭難防止や減遭難に関する活動にあたっています。
- <個人会員委員会>
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- 個人会員委員会は群馬県山岳連盟の安全登山の普及活動の一環として、加盟山岳会に加入していない登山者に対して安全登山に関するサービスを提供しています。山を楽しまれている皆様の役に立つ、いろいろな活動を行うことにより、安全でより楽しい登山のお手伝いを目指します。
個人会員委員会は2010年(平成22年)4月に活動を開始しました。発足時点でのメンバーは49名、役員は阿部委員長(ミヤマ山岳会)他8名でスタートしました。登山教室のステップアップとして年間を通じた活動により、無雪期及び積雪期の知識及び技能の向上を行い、自立した登山者の育成を図る目的活動を始めました。初年度計画は交流登山を7回/年、勉強会を1回/年でしたが、会員から勉強会の要望が多く寄せられたため、地図読みをはじめ救急法など実技勉強会も始めました。
2022年4月は会員数55名、年11回の山の勉強会と、実技勉強会を提供し、目的は2010年スタート当初と変わらない「自立した登山者の育成」で活動を継続しています。個人会員委員会は3年程度の在籍で無雪期の登山知識と技能を習得、積雪期は基礎となる知識・技能を習得します。
今は登山の形態、目的も多様化し、様々な登山の楽しみ方があります、個人会員委員会は自立した登山者の育成を図る他、会員同士の交流を積極的にサポート、岳連主催の講習会情報の提供の他、岳連事業に積極的に参画しています。
登山者の登山力向上を図るサポートの一助となるよう、活動を進めていきます。(個人会員委員会 委員長 根岸仁)
<広報委員会>
広報委員会では主に次の二つの広報活動を行っています。
まず一つ目は伝統ある「山岳ぐんま」の編集・発行です。岳連の機関誌として昭和49年10月に「嶺呂」として創刊され、120号以上を発行しています。現在、年間4号を発行し、岳連の活動や行事、競技会の告知や結果などを掲載しています。
二つ目はホームページによる情報発信です。公式サイトは2021年6月にリニューアルし、スマホにも対応し、各員会などから寄せられるさまざまな情報をリアルタイムに発信しています。
編集委員会では、この印刷とホームページという2つの広報媒体の長所を生かしながら、登山とスポーツクライミングの振興、安全登山の普及・PRに努めていきたいと考えています。現在、2名の委員で活動していますが、興味のある方はぜひ、一緒にやってみましょう。(委員長 根井康雄)
ジュニア委員会
ジュニア委員会は、「チャレンジキッズプロジェクト」という名称で活動し、子どもたちに登山を通して自然とかかわることの素晴らしさを体験してもらい、登山の普及の一助とすることを目的としています。
登山を中心とした「子どもたちがワクワクするような体験活動」を提供し、楽しく活動する中で登山の知識や技術を知り安全登山につなげることや、登山への興味をより深め生涯スポーツへつながることを願って活動しています。
<チャレンジキッズプロジェクトの活動>
- 四季折々の登山やハイキングを中心とした自然体験
- 安全登山に必要な学習会の開催や相談に関する助言等
- 登山を中心とした情報提供
- 登山を中心とした活動の中で自然保護・環境保全の啓発
赤城大猿川周回尾根 |
岩登り体験(川田ゲレンデ) |
スノーシューハイキング(玉原高原) |
情報公開
ただいま準備中です。暫くお待ちください。