野反湖で充実した二日間 2024年8月24日~25日
8月24日(土)、野反湖キャンプ場に、参加者が集まり始めた12時頃、雷鳴が聞こえ雨も降りだした。手早く受付を済ませ、荷物をバンガローに持って行きしばらく待機してもらう。その後、雨も小降りになったので、屋根のあるバーベキュー棟に集まって開会式を行った。
15時から夕食作り。班ごとに飯盒でご飯を炊く。火をつけたり竈に薪をくべたりするのは、子どもたちは大好きだ。火の加減や飯盒のタイミングを見るのは大人がサポート。その間、カレーとサラダの準備。大人は見守りながら、子どもたちが野菜の皮をむいたり包丁で切ったり真剣な手つきだ。切り終えた野菜を大きな鍋に入れカレーを作った。メニューはカレーライスとサラダ。スタッフが作った豚汁。皆、美味しく食べられたようだった。
夕食後は、飲食しながら家族ごとの紹介をしたりして交流会を行い、21時消灯。
25日(日)、5時起床、朝食は各家庭で用意したパンやジャム、α米を持ってきた家庭もあった。それに、味噌汁で朝ご飯。
天気があまり良くないので、八間山はやめて、全員でエビ山に行く事にした。
午前中は曇りの予報、途中で雨が降ったら予定変更もあることを伝えて出発。登りながらシラタマノキのメンソールの匂いを嗅いだり穴の開いた笹の葉を見つけたり、クモやヤスデ、キアゲハの幼虫などを見つけたり、色づいた葉を不思議に思ったり、子どもたちの自然観察の力は素晴らしい。見晴らしでやっと野反湖が見え、ちょっとひと息。エビ山の山頂では、班ごとに記念撮影。濡れた急な下りはとても滑りやすい。低学年の子には、急な段差はとても大変そうだが、手をついたりバランスを取ったりして上手く降りていた。湖畔に出る手前に、毒のあるトリカブトがたくさん咲いていた。時々雨が降るので雨具を着たり脱いだりしながらだったが、無事、キャンプ場に戻った。子どもたちは、6㎞以上の山道を歩きとおせた達成感を味わえただろうし、大人たち(スタッフも含めて)は、参加した子どもの成長を感じることができ、充実した活動ができた。